見積りに必要な項目

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見積りに必要な項目

見積り

一般住宅用のシステムにしても見積りを出す業者によって金額や組み方に違いが出ますが、大規模なシステムになるとその差はとても大きくなる様です。
各社から出される見積りをよく見比べて業者選定をしませんと、単純に低価格というだけで決定し、 後で恐怖の追加料金が掛かってくるなどという事態になりかねません。例えば除草シートや砂利などの対策をしなかった為に 雑草が生い茂り、パネルに影を落としてしまう等。 これにより発電量が減ってしまっては元も子もありません。施工後にそういったシートを張り直す事は困難で、施工前に行うより金額が上がってしまいます。

また、明らかに回路数を間違えている見積りは部材や機器の数が大幅に変わってきますし、低圧のシステムしか組んだ事の無い業者が作成した高圧案件の見積りには、 キュービクルが含まれていない等、見るに耐えない物があります。 複数業者の見積りで明らかに回路数が違っている場合は、指摘して明確な回答を得られるかで、信用に値する業者かどうかの基準にするのも良いでしょう。

「施工費は別途」と書かれている見積りが安いのは当たり前です。私が見た見積りの中で、「基礎アンカーボルトの材料費及び施工費は含まれておりません」「太陽光パネル取付け施工費は含まれておりません」 「架台見積りは概算となります」「影考慮は一切しておりません」 といった但し書きがひとつの見積書に書かれていたものには驚愕しました。 また、整地や抜根、除草やフェンスの設置に関しては、地元業者を利用する事が一般的な様で、販売店を通さずに購入者が直に地元業者とやり取りをする事が多い様です。